集団心理
集団心理が働く理由
現在の思想としては、集団よりも個人を重んじられていますが、昔の風習としては連帯責任だとか、とりわけ集団思考が普通として取り入れられていました。集団のほうが力が強く、優れていると思いがちですが、実際はそういうわけではなさそうです。
心理学者の ジャニス は、集団思考というのは、時として個人よりも間違った方向へと進んでいく可能性が高いと調べました。
集団心理の錯覚
集団で行動をしていると犯しやすい過ちが、集団でいればまちがいはないという考えです。集団の結束力+優れた頭脳が合わさったとき、それを完全な強さであると錯覚を起こし、障害があったとしても その壁は低いと楽観視してしまうのです。
満場一致の幻想
よく満場一致という言葉を聞きますが、大部分が 議会や選挙などで使われますね。これは、ある 意見に対して反対の思考を持っていたとしても、 周りの雰囲気が結束を固めて賛成を主張した時、 反対の意見を持った人は周りの空気を壊すまい という考えから意見を控え従ってしまうという集団 思考です。
リスキー・シフト現象
危険性の高い場合でも、大きな結果や成果が 出る可能性があるならば、集団思考の楽観視 から早計な考えになりやすいという過ちです。
集団心理の同調性
自分の意見と合致しない場合でも、人間は 集団思考から意見や行動を合わせやすい というものです。これを” 同調 ”と呼びます。 同調は、顔見知りであるほど強い結びつき を発揮し、周りにはじかれるのを恐れるため に多数意見に流されてしまうのです。
