恐怖のメカニズム

恐怖の起源

人間の感情で一番はじめに生まれたのが恐怖だと 言われています。なぜなのかと言うと、人間が誕生し たとき、野生の猛獣から身を守る必要性がありました。 つまり、「逃げる」という行動が必要だったわけです。 人には理性と本能という二つの感情がありますが、 理性で抑えられないのが本能だと言われています。 恐怖はまさに本能的なものとして誕生したのです。

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恐れという気持ちの必要性

人間には喜怒哀楽という感情があります。ただ、 この中に恐怖という文字はありませんが、恐怖を もし持ち合わせなかったとしたら、自分の命を危険 にさらす敵を判断することができないわけですね。 熊と山で遭遇したときに喜怒哀楽の感情しかなか ったら、逃げるという行動が取れないのです。 つまり、人は恐怖を覚え、成長するに従い喜怒哀楽 という感情を身につけたと推測できるわけです。

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恐怖の条件

赤ん坊はまだ感情が発達していないため、恐怖をもって いません。ライオンを見ても怖がらないのはそのためです。 ここで、ワトソンという人が赤ん坊で実験しました。 何もわからない赤ん坊にぬいぐるみを与え、触ると大きな 音を出すというものでした。 大きな音に驚いた赤ん坊は、これを繰り返されることで、 ぬいぐるみを見るだけで泣き出したそうです。この実験で ワトソンは、感情は学習によって身につくと実証したのです。 幼い頃に犬に噛まれたことがある人が、大人になっても 犬が苦手というのも、学習の結果によって覚えたのです。

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