錯覚(錯視)のメカニズム
錯覚(錯視)のメカニズム
人が目から得る情報というものは、意外と曖昧なものです。 「目で見た情報」と「実際の情報」は必ずしも一致しません。 そのひとつとして、『 錯覚(錯視) 』と呼ばれるものがあります。 有名なものとしては、【 ミューラー・リヤー 】です。 身近なところでは、女性がするアイシャドーやチークもですね。 陰をつけることで凹凸を出し、錯視を使って輪郭をハッキリ見せるわけです。 なぜ、このような錯視が引き起こされるのでしょうか?
ミューラー・リヤーの錯覚(錯視)
(※厳密には、──── と < はくっついています) <──────────> >──────────< このように、矢印の方向を変えることで、線の長さが 異なって見えるという錯視の一種です。 自分で正確に定規で書いてみて実験してみると面白いです。
錯視が引き起こされる原因
なぜ、このような錯視が引き起こされるのでしょうか? 人は物を見るとき、無意識に距離を考えて大きさを判断しています。 例えば、自分と同じ身長の人が1mの距離に立っていました。 次に、その彼が倍の2mの距離に離れました、と。 このとき、実際は1mのときより2mのほうが1/2で見えるはずですが、 あなたの感覚ではそこまで小さくは感じていないのです。 つまり、人は目に映った景色から判断するのではなく、無意識的な もともとの大きさを意識して見ているのです。 今でもさまざまな説がありますが、距離と大きさは人間の目には 密接な関わりがあると言えそうです。(錯覚)(錯視)
